導入事例
一誠商事株式会社様

―― 導入前の課題

弊社は昭和47年の創業以来、お客様の土地の有効活用から始め、不動産の賃貸や売買に関して一貫してサービスを提供する総合不動産会社として活動してまいりました。令和3年に初めて不動産開発をメインの業務とする東京支店を開設し、1都3県の不動産を取り扱うようになりました。

地元である茨城と東京とでは同じ不動産でも建築制限や法規制など異なることが多く、当初は都内での不動産開発業務に戸惑いや難しさを感じることがありました。なかでも、茨城では東京と異なり土地の容積を限界まで消化して建てる必要がないため、都内での開発業務経験や建築の専門知識を持つ人間が社内に不在であるという状況がありました。

提案時に初心者でも使えるソフトを探していた

―― 導入の決め手

ROOK2の導入前には、不動産開発業務で使用したソフトはありませんでした。インターネットで検索をしましたが、利用するには専門知識が必要なソフトウエアであり、また費用も高額なソフトしか見つかりませんでした。その後、数社のソフトウエア企業に問い合わせをしたところ、偶然にも今回導入をしたROOK2を紹介していただく機会がありました。

ROOK2の導入を検討するにあたっては、東京支店のスタッフ全員で操作方法のレクチャーを受けました。その際、建築の専門知識がなくても当社が求めている建物の簡易ボリューム計算を行うことができることがわかり、すぐに導入を決定しました。

ROOK2ならその場ですぐに確認できる

―― ROOKの便利な点

ボリュームチェックを外部企業に委託すると約1～2週間かかってしまうところを、数時間でできるようになりました。状況に応じて建物用途を変えた別プランの検討も、すぐに対応が可能になりました。

また、コンピュータシステム研究所様のサポートの方からROOK2の操作方法だけでなく、日照権や北側斜線など建築に関する知識についても丁寧に教えていただき、建築知識の向上につながりました。

外注した結果と比べても遜色ない精度に

―― 社内の営業の方からの反応

当社の営業担当スタッフからの反応は上々です。導入した当初はまだまだ使いこなせずボリュームチェックに時間がかかっていましたが、最近ではかなりスムーズに行えるようになってきました。設計会社に外注した結果と比べても、結果が大きく変わらないことも増えてきました。

―― 今後

弊社の東京での不動産開発業はスタートしたばかりです。少しずつですが結果も出てきています。今後、開発業務が増えていけば、この東京支店以外にもROOK2を使用する店舗を増やしていける可能性も感じています。