踏切監視

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踏切監視

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踏切監視システム

3D画像センサーによる高度な検知力で
踏切内の事故を未然に防止

鉄道の運転事故のうち、踏切事故は約3割に及び、大きな割合を占めています。踏切事故の多くは、列車が通過する直前の横断、自動車の停滞・落輪が原因で発生しています。

Argos Saviour(アルゴスセーバー)の踏切監視システムは、3D画像センサーにより、踏切内に取り残された通行者や自動車等を正確に検知し、踏切内の事故を未然に防止します。

踏切監視システム
デュアルレンズ映像

デュアルレンズ映像の画像処理

3Dデータとして物体をトラッキングし、
踏切内に取り残された人や車を正確に検知

2つのレンズ(デュアルレンズ)を内蔵した3Dカメラによる画像解析で高精度の検知を実現。左・右カメラの視差により、人の目と同じように物体の距離・高さ、ボリュームを認識します。

実映像を3Dディープデータとして再構築し、エリア内の物体を検知・トラッキングします。

Argos Saviour 踏切監視システムの流れ

  • STEP01

    遮断後の踏切内
    で異常を検知

    踏切内の異常を検知
  • STEP02

    特殊信号発光機
    へ停止信号

    特殊信号発光機
  • STEP03

    同時に指令室へ
    アラート通知

    指令室へ通知
  • 踏切事故を防止

    踏切事故を
    未然に防止

西武鉄道様との共同研究

西武鉄道

4年強に渡る実証試験を経て、実用化に成功

西武鉄道様と2018年から4年強の長期に渡り、様々な角度から実証試験を繰り返し、ハード・ソフト両面の改良・改善を重ね、性能・品質・信頼性・安全性において実用化に成功しました。


導入状況・導入予定

  • 「新宿線井荻第2号踏切」は、2022年11月14日(月)より本運用開始
  • 2022年度中に「新宿線鷺ノ宮第2号踏切」へ導入予定

主な特徴

POINT 01

「夜間や屋外」での使用、「自然環境」での外乱に強い

物体を立体的に捉え、高さを認識
「高さ」や「体積」が無いものは検知しないため、日差し、影、ヘッドライト等による影響を受けにくいのが特徴です。

物体までの奥行き(距離)を認識
近くの雪や雨、虫等の大きさを認識できるため、自然環境下に左右されない安定したパフォーマンスが期待できます。

物体を立体的に捉え、高さを認識

日差し、影、ヘッドライト等による影響を受けにくい。

物体までの奥行き(距離)を認識

雪や雨、虫等の大きさを認識できるため、自然環境下に左右されない。

POINT 02

異常検知と同時にアラート通知
特殊信号発光機・指令室等と連動

ご利用中の踏切システムとの連携によって、遮断機降下後の踏切内に取り残されたり、侵入する人物・車両を検知すると、特殊信号発光機へ停止信号を送信します。
同時に指令室のモニターやPC、スマートフォン等へも通知が届き、異常検知時の録画映像やライブ映像を確認する事ができます。

特殊信号発光機

特殊信号発光機へ停止信号を送信

司令所のPC等へアラート通知

指令室へ通知し映像確認

軌道回路の敷設や踏切回路の改修は不要
POINT 03

障害物と電車を識別
軌道回路の敷設は不要

キャンセル区間に「軌道回路」が敷設されていない踏切でも3D画像解析により、検知した物体が電車や保守車両であることを識別し、特殊信号発光機を動作させない機能を搭載しています。

「Argos Saviour 踏切監視システム」は、コストのかかる新たな軌道回路の敷設が不要です。

カスケード機能で統合した検知領域として認識

カスケード機能で統合した検知領域として認識

POINT 04

複数の3Dカメラの検知エリアを統合
「カスケード機能」を搭載

複数の3Dカメラの検知エリアを統合できる「カスケード機能」によって、踏切内の全領域をカバーします。

障害物をトラッキングし、検知エリア内の挙動を正確に把握する事ができます。

様々なシチュエーションに対応する
正確な検知能力

人物・自転車・乳母車・動物等の検知にも強い

「人道踏切」においてもローコストでの運用が可能

「車両」や「トラック」はもちろん、「人物」「自転車」「乳母車」「動物」等、あらゆる障害物を正確に検知することが可能です。
通常の踏切だけでなく、「人道踏切」においてもローコストでの運用が可能です。
※「人道踏切」とは、主に人や自転車が通行する小規模な踏切(自動車は通行不可)です。

  • 雨の日に自転車を押している人

    雨の日に自転車を押している人の検知

  • 雪の日の人

    雪の日の人の検知

  • ライトの路面反射時の白い服を着た人

    ライトの路面反射時の白い服を着た人の検知

  • 混雑した踏切道で傘をさしている人

    混雑した踏切道で傘をさしている人の検知

  • 自転車で転倒した人

    自転車で転倒した人の検知

  • 照度の低い時の人の検知

    照度の低い時の人の検知

  • 傘で隠れた人

    傘で隠れた人の検知

  • 大型犬と人

    大型犬と人を検知

  • 子犬の検知

    子犬の検知

検知仕様 検知距離(1台の3Dカメラ):3.6mmレンズ 画角30° →約2.4m~約6.5m
検知面積(1台の3Dカメラ):3.6mmレンズ 画角30° →約10m²~約26m²
検知可能物体 一定のボリューム(大きさ)、高さのある物体であれば検知可能
(人物、車両、自転車、乳母車、動物等)
検知可能物体サイズ 約40cm角以上の大きさの物体は検知可能
検知可能物体高さ 35cm以上の高さの物体は検知可能
検知可能物体移動速度 約80km/h超
検知可能物体条件 物体の色、模様、素材、等々の条件は無し
自然環境による制約 雨、雪、霧、日差し、影や西日等による影響を受けにくい
(例えば、濃霧でも物体認識可能な視界が4m以上あれば検知可能)
使用環境による制約 使用可能(動作)温度:-20℃~50℃ 湿度:85%以内
夜間等での車のヘッドライトによる影響を受けにくい

「無料オンラインデモ」実施中

CHECK

ぜひ、踏切監視システムを
体感してみてください。

30分程のオンラインデモを実施しています。
ぜひ、3D画像センサーの特徴である「検知精度の高さ」をご体感ください。

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