代表挨拶
創業以来、私達は「建設業界(土木・建築)に役立ちたい」という気持ちでシステムを開発・提供してまいりました。
その根本は、創業当時、建設業界で実践的に使える「業務や経営を学べる教科書」がほぼ無く、システムを通じて「建設業界の教科書を作りたい」という気持ちから始まりました。
この業界は“経験と勘と度胸の世界”いわゆる職人気質の世界でした。
素晴らしい技術と能力を持つ、建設業者さまが全国に多々おりましたが、経験と勘の部分となる知識や技術が属人的な世界であり、会社に資産として形成されていない状態でした。
その部分を見える化するべく、私達は建設業者さまの声や教えのもとに、付加価値型システムという形で数々の製品を提供しお客様の技術資産形成・運用の一翼を担ってまいりました。
この様に、システムを通じての建設業界の教科書作りを坦々と行ってきた私達には、35年間という月日は、長いようで一瞬のように感じられます。
現在、建設業界は、その需要に対して圧倒的な人材不足の状況にあります。
その人材・担い手不足の中、社会インフラの老巧化対策・メンテナンスも行わなければならないのです。
そこで私達は、先に培った技術資産を標準化しICTを活用し、さらにわかりやすく建設業界に提供していくことが、これから20年間のテーマとなります。
その為に、土木・建築とICTの双方に精通した業界をリードする技術者集団としてまとめあげ、一丸となり、建設業界の抱える課題解決に貢献してまいります。
また、新たな時代に求められる技術技能者を育成する為、公益性の高い教育事業への支援を行い、教育を通して建設業界発展の為に寄与してまいります。
今後とも皆様から変わらぬご支援・ご指導を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
株式会社 コンピュータシステム研究所
代表取締役 長尾良幸